ガスクロ活用事例
いわゆるVOC(揮発性有機化合物)を測ってみました
念願の新居で暮らし始めたら、頭痛、倦怠感、目の痛み、吐き気などに悩まされるようになった。そんなシックハウス症候群の原因は化学物質、細菌、カビ・ダニ、ハウスダストなどいろいろありますが、ピカピカの新築の場合は、建材や塗料に含まれる化学物質が原因となっている可能性があります。
複数の有害化学物質をまとめて測定することができれば、シックハウス対策に役立てることができそうです。私たちは、人が暮らす空間で想定される空中汚染物質を調整した混合ガスを用意し、当社のガスクロマトグラフを使用して分析しました。その測定方法、測定結果をご紹介します。
多種類の有害ガスを同時に測定するためには、各ガスが十分に分離されている必要があります。私たちは分離用カラムを長くする代わりに、2種類のカラムを直列に接続して測定することにしました。当社のセンサは非破壊のため、同じ試料を繰り返し使用できます。
上記の方法で分析した結果、次のようなクロマトグラムを得られました。所要時間は約15分(捕集0.5分)。各有害ガス成分が全て独立してピークを示していることが確認できます。
環境モニタリングはボールSAWセンサが得意とする分野の一つです。すでに家屋、住戸、自動車、工場などの環境測定に活用されています。ガスは目に見えないことが多いだけに、可視化の効果は大きいですね。





